読書を生きる糧とする

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2030年 加速化する世界に備えよ 

こんにちは、`Jikos``です

 

今回は、ピーター・ディアマンズ、スティーブン・コトラー著『2030年 すべてが「加速

」する世界に備えよ』についてご紹介します

 

内容が多岐に渡り、分量も多いので、一部分しか触れられませんが、読みごたえある本でした。

 

著者のピーター・ディアマンズのご紹介から、、

ピーター・ディアマンズは、Xプライズ財団CEO。シンギュラリティ大学の創立者であり、

22ものスタートアップ企業を設立した起業家でもあります。分野は、長寿、宇宙、ベンチャーキャピタリおよびテクノロジーに渡ります。

そんなディアマンズ氏とジャーナリスト兼起業家であるコトラー氏の共同著作であります。

 

全`14章からなる構成で、テクノロジーによる私たちのライフスタイルの変革が、

加速度的に行われる予測がされています。`2030年とありますが、そこが実社会に`IT`インフラが組み込められる第一段階ということでしょうか?現在時点でも、様々なものが`IT`によって簡便化・利便化されてきています。

 

 

どのような未来が来るのか、本著の中でも複数記されていますが、少し取り上げてみます。

まず本著では、エクスポネンシャル・テクノノロジーによって様々な産業構造が転換せざるを得ない状況になるとあります。 エクスポネンシャルは、「指数関数的な」という意味です。テクノロジーによって、指数関数的な成長・変化がもたらされるとされています。

 

例えば、「買い物」 の未来

Amazonを代表例として、ここ数年でEコマース事業が飛躍的に成長しました。みんな店舗で買い物をすることも無くなってきたのではないでしょうか? 店舗では、見るだけで、実際買うのはネットで 店舗がショールーム化してきています。

 

またキャッシュレス、デジタル通貨の出現。 もう現金を持たずに買い物ができるようになりました。全て電子上で会計を済ませるようになり、またレジの自動化、無人化も実現しています。

 

仮想通貨も、お金の概念も変えてしまいそうです。 ビットコインイーサリアム以外でも新たな仮想通貨が生まれ、実際の売買にも用いられる機会も多くなりました。テスラも、そうですよね。(イーロン・マスクビットコインを認めたり、認めなかったりで価格操作なのではと批判されたりしますが、、、) その他の大企業でもビットコインの買い上げなんかも行われていたり、実運用も目指す動きがあります。

 

買い物の未来を例にとりましたが、 これ以外でも、物流インフラ、機械化、オートメーション化、金融、食生活、働き方、我々の価値観についても変化を引き起こすトリガーになりそうです。

 

Amazon創業者のジェフ・ベゾズ氏は、 宇宙へ行ってしまいましたし、テクノロジーは、我々を宇宙にも近づかせるものになるでしょう。 個人的にも、宇宙にも行ってみたいなと思い余談ですが、、、 今日は、そんなとこで