5G _技術革新による新しい社会の実現
こんにちは、`Jikos`です
もう年末ですね。
今回は、5Gについて取り上げました。
最近では、iphone12がリリースし、5Gが一般消費者向けにも享受できるようになってきました。
そもそも、5Gとは、何なのか?
⇒通信規格のことです。 5G(5th Generation) 第五世代の意味。
おそらく、もうなじみ深いワードになっていますが、一応説明します。
「5G」とは「5th Generation」 つまり「第五世代移動通信システム」のことです。
5Gに至るまで、1Gから2G、3Gを経て、現在私たちが使用している4Gの移動通信システムを利用しています。
ざっくりな変遷を書きますと、
「1G」ラジオのように、音声を電波に乗せる信号に変換して伝送する「アナログ方式」
「2G」データを`0`と`1`できたデジタルデータに変換して電波に乗せる「デジタル方式」による移動通信システム。
「3G」初めて国際基準として定められた移動通信システム。これにより、日本の携帯電話端末を海外でも使えるようになりました。
それまでは、「フィーチャーフォン」いわゆるガラケーが主流でしたが、
2008年にソフトバンクから「iPhone 3G」が提供されます。国内初のスマートフォンリリースから、爆発的にスマホの普及が始まります。
「3G」の普及後、通信の高速化は継続的に進められ、「3.5G」「3.9G」などと称されました。この「3.9G」が、厳密には、「LTE」になります。
そして「4G」になり、通信のさらなる向上と、特筆すべきは、動画配信やモバイルゲームといった大容量コンテンツの通信もより高速でスムーズにできるようなりました。
さて、これからは「5G」に移行する予定ですが、
「5G」がもたらす変化について、簡単にまとめます。
一つは、「高速大容量通信」
二つ目に、「超信頼・低遅延通信」
三つ目に、「多数同時接続」
です。
これらが、もたらす変化とは何か?
「高速大容量通信」・・・
文字通り、「4G」よりもさらなる高速通信を実現します。
技術的な説明は難しいので、省きますが、これまでの電波通信の帯域幅をより広く確保して通信を行えるようになります。このデータ通信を分かりやすく説明すると、今までコンパクトカーで運んでいた荷物(データ)を大型トラックで運ぶようなものになるということです。その速度ですが、「4G」通信の10倍以上と言われています。
「超信頼・低遅延通信」・・・
これまでの通信との違いについて「エッジコンピューティング」技術の向上と「ネットワークスライシング」という概念について触れます。
まず「エッジコンピューティング」ですが、これは、通信をするための中継所を増設し、そこで処理することで通信を遅延することなく行えます。
通常、インターネット上のコンテンツにアクセスする場合、そのコンテンツが置いてあるサーバまで、様々な基地局・サーバ等を経由して通信していました。
これが、「エッジコンピューティング」でデータ処理をすることによって、通信のショートカットができます。
また「ネットワークスライシング」とは、
今まで、さまざまな通信が一つのネットワークで混在していたものを、その通信ごとに「スライシング」薄切りにして、切り分けて行える技術です。
この技術は、「5G」で実現できようになった`IoT`技術を成立させることに役立っています。
「多数同時接続」・・・
これも、IoT 実現するための技術で、あらゆるものにデータ通信をするためのセンサーが埋め込まれ多数の接続元から通信を求められても接続ができることを実現しました。
これら技術を用いて、期待されていることは、
「自動運転化」「工場のオートメーション」でしょう。もちろん、それ以外にも、期待されている分野は、あると思いますが、大きな転換点として迎えるのは、産業の自動化だと思います。
我々の生活においても、「無人レジ」が出始めてきました。
「5G」で終わりではなく、さらなる技術向上、技術革新が行われるでしょう。
何せすでに「6G」なるものが、予測されているのですから、、、
5年、10年スパンで、また我々の生活が大きな変化を遂げているのでしょうか?
気になった方は、下記の著作をチェックしてください。
今日は、そんなとこで。