読書を生きる糧とする

書評ブログです。個人的な見解も盛り込んで、読書から得られるものを人生の糧としています。

人間とはいったい何かという疑問について

こんにちは、Jikosです。

 

今回は、ルフレッド・アドラー著『人間の本性』についてです。

アドラー心理学などで有名ですね。そんな中でも、今回はこの本をチョイスしてみました。理由は、そこにあったからです、笑

 

内容としては、人格形成にいたるまでの要因について語られています。

心理学は、そんなに興味はなかったので、あまり読んでこなかったでのですが、感想としては、「そうなんだなー」くらいのものでした。軽くてすみません、

 

特筆的な、内容ですが、アドラー曰く 人格形成は、遺伝によるものでなく、環境による要因が大きいとのことです。後天的に、性格は形作られていくということですね。

環境要因としては、やっぱり育った環境、性差であったり、家庭環境、兄弟姉妹の有無、もしくは生まれてくる順番というもの関係しているそうです。絶対というわけでなく、単純な比較はできないと思われますが、あくまで、そのような性格になる傾向があるということです。

 

これを読んで、思ったことは、人間の性格というものは、外的な要因が大きいということにとても驚きました。パーソナリティというものは、その人個人のものであるのに、それを作り出すためのよういんは、周囲に影響されるなんて、、

幼少期に育った環境が、その子の将来の性格の根っこの部分になるんですね。

また、アドラーは、人間の性格は、子供時代から変わらないとも記しています。

それだけ、幼少期の環境、とりわけ教育にもつながっていくのだと思いますが、大切だということなんですね。

 

大人になった自分が言うのもなんですが、「もう手遅れじゃん」

今現在の自分の性格で、これからの人生を生き抜くしかないじゃん。やるしかないじゃん。

という、ポジティブシンキングに切り替えました。

 

今日は、そんなとこで。

 

 

 

人間の本性: 人間とはいったい何か

人間の本性: 人間とはいったい何か